薪ストーブ

薪ストーブに火が入った。今年から冬の暖房の主役は薪ストーブである。薪を組み、点火する。細く乾いた針葉樹の焚き付け木に火のまわりは早く、薪に徐々に火が移って行く。火はゆっくりと、薪を焦がし、燃やして行く。ストーブの表面は200度を超えてくる。薪は燃焼ガスを吐きながら時に青白い炎を上げる。ゆらゆら揺れて定まらない炎の様は飽きない。やがて熾火は靜に眠る。