夏を行く

冒険の夏、天国への階段、地上の森を抜けて、雲上の成層圏へ。目の前は人智ならざる異境。脚を奪おうとする者、血を抜く者、目を傷つける者、危うい大地が裂ける、行き先は見えない。歩みは数えない、風は止んでいた。汗が流れる。帰ったらアイスを食べよう。