
不使用にあったプリンタを譲ってもらったので接続してみると、良好に作動してほっとする。5年生の長女が過日受験した全国規模の学力テストの結果が惨憺たるものであった。詳細な結果報告によれば「読解力不足」ということであった。国語力。すべての学力の基本はそこにある。と思う。国語力の増力には論理を理解することが不可欠である。文章の構造を把握すること。作者の一番いいたことは何なのか。もっと云えば世界は何から出来ているのか。を理解すること。様々に絡み合って漠然と横たわる巨大な世界。これを読み解く糸口は好奇心で、読み解くメソッドは論理。世界を分解せよ。同類項で纏めよ。修飾と被修飾を区別せよ。そしてマナーとフェアネスを忘れずに。その論理はひとそれぞれ。頭のの中を披瀝してあぁだ、こうぅだと云って伝わるものでもあるまい。まして親子間なぞ。しかし結局自らの道程を振り返り、再整理して、開陳するしか方法はないのかも、あるいは塾かという絶望もまた、惨憺たる惨劇。