預かり最終日

預かりも最終日。出かける用事は作らずにする。散歩に行こうというので、一度、田圃の廻りを走り、出会った川を眺めては魚の姿を追い、石を投げては何処まで届くか競い合う。行き先を海に定め、短くも気の抜けない道を隊列を組んで進む。日差し、空気、不意に現れるトビ。夕方にはお隣さんのぱぱままが無事に帰宅。最後の晩餐を廻るお寿司で共にして、これで、四人の子の父の役が終わった。