さくら2017

友よ。この桜も今日か明日が盛りだろう。風に吹かれては花びらが落ちて行く。友よ。桜を眺めると「生き様」なんて考えてしまう。その盛りの時を境に生から死へダイナミックに転換すること。僕の人生なんて、なぞらえるほどの生き様ではないにしても、桜は饒舌に問いかけてくるんだ。友よ。生の盛りのまっただ中、死は確実にそこにあるようだ。君がすぐとなりにいるように思えて仕方ない。友よ。僕はまた、間違ってるいるんじゃぁないだろうか。まだ迷いの中にいる。友よ。また来年会おう。桜の下で待っている。必ず。