改葬

母親はこれで全てが切れたといった心境だろうか。永い間、深名にあって母方家系の菩提を弔ってきた墓が改葬され、開眼供養が執り行われた。9時過ぎに鴨川を出発して、千葉の母方次兄の家に寄り、昼食を頂き、船橋の母方長女の家に寄り、皆乗り合わせで、改葬先となる市川市の霊園に向かう。1300過ぎに到着し、1400頃から母方長兄を交えて御前の導きの下、骨壺を新しい墓に供え、過去帳を紐解き、先祖累代の霊を弔い、新しい墓に魂を吹き込む。式の後は食事の場が設けられた。午後四時頃に散会となり、船橋、千葉を送り鴨川へ帰る。