連動

ある日ある時、長女をスタンツに迎えに行くと「遊んでくれてありがとう!」と長女は事務のお母さんに声を掛けられて教室から飛び出てきた。授業終了から5分ほど過ぎてから迎えにゆくと、長女はそのお母さんが連れていた1歳ほどの女の子と一緒に遊んでいたようであった。長女にしてみれば迎えに来るまでの寸暇に相手したに過ぎないに違いない。小生にしてみれば長女ならそれくらいはするだろうとは思っていた。そのまま帰宅して夕食を過ごした後に長女は「遊んで!」と絡みついてくる。それを真似て長男も「遊んで!」と連なって動いてくる。それもそれらもいつものことなので「何して遊ぶ?」と問いながら遊んでいると、ふと先ほどの事柄が頭によぎっては膝を打つ。遊んであげたから遊んで欲しいのである。遊んでくれたから遊んであげられるのである。連なって動いているのである。