09日 2月 2016 おかえりなさい 夜の帳が落ち、家に帰る。玄関戸の鍵を開け、暗がりの玄関で靴を脱ぐと、大きな声で居間に向けて、「ただいまっ!」って声を掛けると、「おかえりっっ!」って長女と長男が声を合わせて返してくる。居間では皆が夕餉の席である。長女長男らはその席を立ち、長女は椀に汁物を添え、長男は茶碗に御飯をよそって、席の前に揃えてくれる。これ以上何を望むべくか。いや、何も望まない。 tagPlaceholderカテゴリ: 家族