菜な畑

菜な畑は今年も大いに盛況のようで、花盛りの裏畑である。寒空のしたなので余計、黄色い花を付ける菜の花は偉いとも感じる。よくよく房総は暖かく、そのせいで房州人は骨が一本足りないと云われる。昔からの言葉である。実際に骨が足りない訳でもなく、統計を見ればさほど暖かくもないのではないかと疑義を持っている。ようーわ、房州人には気概が足りない自省の句ということになる。場合によっては辞世の句とも云える。