いまが描けない

全ての人にとって未来は未だ来ておらず、不確定で液体以上、気体以上に流動的なもの?である。だからとって未来に向かっては全てが開かれているという訳ではない。未来は過去に縛られている意外と不自由なものだと気づいたりもする。そうでない未来もあろうが、大方は大体が今日次第、もっと云えば一昨日、一週間前次第、一ヶ月前次第、一年前次第、だったりする。このちょっと先は既に決まっていて、更にその先は未だ未確定かもしれないが、その先の土台の部分は一年前から決まっていたことだったりする。否。悲観的なことを述べているのではなくてその逆の話で、今を描こうと思えば一年前に描いて置けば言い訳で、今を描けば一年後にそれは成就したりする。悲観的であたったり、絶望的であったりすることは、それを信じれなくなったというだけのことである。