
冬休みが終わった。正味二週間ほどであった。この日は始業式。長女は小学校へ、長男は幼稚園に新年を迎えて初めて向かうことになる。彼ら彼女等にとっては仕事始めといったもの。新年が明けてから暖かな陽気が続いてこの日もまた暖かく久しぶりの早起きも億劫ではなかったろう。ランドセルを背負い冬休みの宿題を抱えて出かけていった。また、この日は七草がゆ。正月料理に荒れた胃腸を労る習わし。夕餉のみそ汁の中に見えるは「つまみ菜」。かぶ、小松菜、大根等の若苗を成長させるため摘み取ったもの。袋いっぱいに入ったつまみ菜を手にスーパーで安価で手に入ったという。歯ごたえよろしくしゃきりと喉を越えて行く。みそは赤だしとなっていた。