
例の団体では12月が卒業である。40歳で全てが終わり、新しいステージに向かうことになる。それは終了なのか開始なのか、解放なのか放置なのか。そこの所は分からないし、自分で決めて行くことなのだが、所謂、「40歳定年制、単年度制」という特徴は逆説的であるが、やはり日本的であると、ふと思った。つまりはこうだ。「終身雇用、年功序列」という日本的雇用システムの対極のようなシステムをもっているのだなと。だから何という話であるが、そこで体験経験した何かは翻って現実の生活の中で異彩であったろうし、対極にありながらもそこでのモノは確かに大切な何かであったろうし、対極にありながらもそこでのモノは確かに一生モノであったろうし。ま。つくづく不思議な逆説的な組織と時間であったと、今となっては思ってもいる。