
靴が光るのだという。特にそれを求めて購入したわけではないようだが、家に帰ってみると「くつがひかってるよ」という長男の気付きによってそのような靴だと分かったのだという。靴を地面に叩くと、パトカーのヘッドライト部分が白く、ターンシグナル部分が赤く、光る。嬉々として、何度も何度も靴を地面に叩く。光る。確かに光る。調べれば、光る靴というは多様に商品化されており、驚く。本品のように衝撃センサー内蔵モデルもあれば、常時点灯するモデルもある。いやはや、時流はいつなんどきも踵を返す暇もなく、その歩を進めているようである。ところで、本品、踵部分にボタン電池、振動センサー、発光ダイオードの回路が組み込まれ、密封されているので耐水性であると。加えて電池の寿命は50万歩。5歳児で一日1000歩として500日、約16ヶ月。電池の寿命より足の成長のほうが早そうだ。