職業のなかみ

例えば、正義感というなら警察官とか自衛官とか弁護士とか、社会福祉なら医者とか看護士とか。或いは政治家。社会公共に資する指向性あるもの。一方で華やかな世界に憧れるなら歌手とか俳優とか。絵が上手なら画家とか。自己表現を通じて社会に関与するもの。職業はきっとそれなりの要素から構成されて、人間は職業選択時には自然とそれらを見つけ出しているものだろう。しかし殆ど概ね職業の要素というは解りずらい、し理解しずらい。不動産鑑定士も然りで、外見上から仕事内容を判断することはむずかしい。というのもこうだ。なるほど確かに、不動産鑑定評価基準によれば、不動産鑑定士は社会公共に資する指向性を内在させている。しかしながら、警察官や医師や弁護士という職業のなかには積極的に、自らの力と知恵を駆使して社会を改善して行こうとする、本能的な衝動、欲求が職業の中にセットされてるが、不動産鑑定士の社会公共的意義は極めて大きいと自己評価しながら、その衝動、欲求は従前の職業に比すれば極めて小さいと評価できる。職業がもっている現実逼迫度が異次元なのであろうか。