東の朝、西の夕

天は明るく、地は暗い。太陽の光は東の海の先から微かに届き始める。視点をロケットに乗せ人工衛星まで登りつめたら宇宙は光に包まれているのか闇に覆われているのか分かるかも。全貌を認識できるかも。だけど、朝も昼も夜もない一日はどれほど退屈だろうか。恒星の輝きに目を奪われるかもしれないが、電子回路の中にいるのと変わらない一日はどれほど退屈だろうか。光年の尺度に心奪われるかもしれないが、永遠とも思われる一日はどれほど退屈だろうか。例え、元祖天才バカボンみたいに西から昇ったお日様が東に沈んだとしても、朝昼夜があるというのは実に素晴らしいじゃぁないだろうか。