1500LHX

市道貝渚大里線の整備事業の一環として築後50年を経過し老朽化し、狭幅員で交通の難所となっていた貝渚橋の架け替え事業が平成30年3月の完成を目途に7億円の事業費を投下して行われる。貝渚橋は来秀地区と市街地を結ぶ重要な生活道路の結節点であるばかりか、長狭高校前交差点の迂回路として利用されて交通量が多く能力以上の役割を要求され、そのしわ寄せは利用者間のトラブルに繋がることもあった。貝渚橋についての思い出を語れとなれば、魚釣りからモクゾウガニ、カブトムシから心霊現象、家族、友人、他人まで、乗り始めの自転車から車の事故まで、もう枚挙に暇ない。矢吹ジョーにとっての泪橋みたいなものだ。その橋が架け替えられるというのは実に感慨深いものがある。間違いなくこの架け替えにより来秀地区の利便性は飛躍的に向上し、特に小字下谷はその恩恵を受ける可能性は高い。長期事業の中、今年度は工事用の仮設橋が設置される。そこで登場したのが写真の日立住友重機の1500LHXというクローラクレーン。ブームの長さ最大75m、全装備質量148t、登載されるエンジンはいすず製の4サイクル水冷直噴式ターボチャ-ジャー付ディーゼルエンジンで排気量7.79lを持つ。巨大な躯帯箱の中にモンスターが目を伏せて隠れている。最大つり上げ荷重は150tを、出力285ps/1900rpmでまかなう。ブームの長さも圧巻だが、地味に目立つのが背後のウェイト。バランスの為の配置だろうが、8t余りの重しを7個積んでいる。それだけで56tになる。気になるこいつの活躍の場を目にすることができる日は近いか。