お弁当に涙

長男の入園式から早一週間ほどであるが、給食が開始されていないため、お弁当を持参する日がこの二日ほど続いた。一日目の朝、お弁当を詰めていると長男「これ、だれの?」「きみの!」お弁当の中身を垣間見た長男は「えぇ¥¥!」「デザートが欲しいの」「僕、デザートが食べたいの!!」と言って駄々こねて朝から泣いたそうである。ちなみにこの写真は二日目のもので、その要求に応え、手前にデザートとしてオレンジが入っている。奥は二段重ねの海苔弁だという。その日、帰宅した長男は「ようちえんでないちゃったの!」と云う。なんで?転んだの?怒られたの?ケンカしたの?ひょっとして美味しくなかった?いずれも違うという。なんでも『お弁当を食べてる時にお母さんを思い出して、お母さんに会いたくなっちゃって、泣いちゃったの。』…………くぅ。神様…。目にゴミが……。勿論、お弁当箱は空で完食してある。思うに、お弁当とは胎盤であり、へその緒であり、母親そのものなのだな、と。「ありがとう。お母さん」としか、いいようがない。