透き通る

眼鏡を取り替えたが、新しい眼鏡で視界がクリアになった。度数は変えていない。知らず知らずの経年でレンズは傷ついていて、曇っていてそれに気が付かないのでいたのは、怖いねぇ。知らず知らずって。43歳が近づきつつある頃、烈火の如く訪れる劣化とどう付き合ってゆくのか不安で思案する。死ぬことが怖くなくなるまで生きたいけど、それまで何十年かかるのかな。日々劣化してゆく身体を技と心でやり抜いて行かねばならぬと思えば、それを嘆くよりもいかに技を磨き、心を整えてゆくことに邁進することに注力したほうがおもしろそうだし、愉快だし。全身全霊前向きで。心の石ころ河口近くまで転がり、角とれたけど表面傷だらけもつまらないし。透明感って言葉、昔大好きだったけど、今は恋いこがれる。生命の息吹身体中から溢れだしてる子供達に触れれば、この頃はもう、自分がおなじ生物とは思えない。泣いて、笑って、走って、食べて。透き通るような心。いいよな。