再従姉

秋分の日。彼岸の中日は暑いほどに晴れとなりお墓参りをしていた1300頃には26℃を越えていた。日影に足が向く。母方の祖父母は富浦町でびわと菜花と米を作る農家であり教師でもあったが、激動の時代に喜怒哀楽の物語を紡ぎ、二男二女の四人の子をもうけ、数十年前にこの世から姿を消している。例え、お盆には悲しみの炎に染まっていたとしても、この日は満面の笑みでお墓に戻って来たに違いない。安倍の一統8人が集ったのだから。1200にお墓に集まったのは千葉市原からおじさんとおばさんと孫のゆうちゃん。鴨川からはばばと妻と長女長男。線香をあげ、花をたむけ、手を合わせる。ただひたすら感謝の気持ちを捧ぐ。お墓参りを済ませて、館山市内のファミレスでお茶とする。この日長女長男とゆうちゃんは初対面。「緊張する」なんて長女は漏らしていたが、4年生のゆうちゃんと長女長男はあっという間にうち解ける。長女長男からみて、祖母の兄の長女の長女ということで再従姉となる。初再従姉体験!となるが、子供等にとってそんなことは関係なくて、話を交わし、はしゃぎ、互いに笑い合う。後々振り返ればきっと大切な関係を築けた日であることは思い出すかもしれないし思い出せないかもしれない。それでもゆきさんとひさしさんから、いやもっとむかしから繋がって来ていることも少しでも理解させたり体験させたりするのは大切なことだと思う。再開を約してこの日の短いながらも濃密な出会いは終わった。この日の長女は「ゆうちゃんというやさしいおねぇちゃんとあそびました」と日記に書いた。