小沢健二

小沢健二を久しぶりに見た。

 

20年前、偶然にカウントダウンTVのなか、「天気読み」という曲が46位くらいにあって2秒ほどブラウン管に流れた。そのタイトルを聞いただけで「一を聞いて十を知る」という諺の意味を理解した。自分に理解力があるとかの方向ではなく、ずっと、探していた答えの欠片がそこにあると思った(含錯覚)。

 

「犬は吠えるがキャラバンは進む」というアルバムはソロ小沢健二の初ロック!アルバムでその後の「LIFE」というポップアルバム。「球体が奏でる音楽」というジャズアルバム。以上三部作の最初にして最高の傑作なのだが、そのライナーノーツがこれまた現代ロック界の歴史的名文と自分は思っているが、これこそが「小沢健二」なのだと思う。主文とは違うところで評価されてしまう小沢健二、軽いおしゃべりのなかに力を忍ばせてしまう小沢健二。

先の「天気読み」の歌詞

 

「雨の良く降るこの星では 神様を待つこの場所では 木も草も眠れる夜が過ぎるから

 君にいつも 電話をかけて眠りたいよ 晴れた朝になって 君がわらってもいい 」

 

極めて個人的な感覚と個人を超えた感覚が交叉するのが見えるわけですが、

ここいらに、20年前にずっと探していた答えの欠片があるのです。わかりますか?

いまだにキラキラしていると感じますね。これだけ露骨な感情でありながら、これだけ透明感に包まれているのが憎すぎます。

 

にしても、「しわが増えたな」という印象だ。45歳だものあたりまえか。