縦断横断

 俄然、振って湧いた騒ぎの渦中から見えるキーワードは「理系女子」や「かっぽうぎ着」で、たぶんわけのわかならぬよしなしごと(stapcell)への切り口としてはそこいらに落ち着いているのだろう。美人がどうかは別にして。次なる切り口は案外簡単な方法で常識が覆された!衝撃!ということだろうか。「弱酸性にしばらく浸しておいたら」なんて「かっぽう着」姿に相まってなんかクッキングの世界の話かと勘違いしてしまいそうな様相もあるし。

 と、いろいろあるが、これらの世界に暗い当方にとっての一番の示唆的なのは「再生医療の分野に化学からアプローチした」という言葉。再生医療の分野が化学なのか科学なのか医学なのか何なのかさえ不明であるが、要は「素人」ということだろう。小保方さんは「再生医療」の世界では「素人」。発想・アイデア・対象との距離感・疑心等。それでも常識を覆す程の発見をしたわけだからプロ中のプロなのだろう。しかし「素人」でもあるということ。あぁ。想いに耽る。